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ランダルマ

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百科事典マイペディアの解説

ランダルマ

古代チベット吐蕃(とばん))の王。仏教(ラマ教)の外護者であった兄ティツク・デツェンの死後,836年即位。仏教を禁じ,ボン教を復活させた。僧を還俗(げんぞく)させ,また殺害し,仏像や経典を破壊焼却した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ランダルマ
らんだるま
gLang dar ma
(809―842)

吐蕃(とばん)(チベット)王朝第10世。「丑(うし)のダルマ」の意。丑年に生まれたからかくいう。詳しくは(ダルマ)ウィドゥンテン(Dar ma) ui dum brtan。先王チツクデツェンkhri gtsug lde brtsan(レルパチェン)の弟で、事実上の終王にあたる。古来、破仏王として知られるが、本人の崇仏文書も敦煌(とんこう)から発見されており、積極的に破仏を推し進めたわけではない。先王の仏教への浪費によって破局状態にあった王朝は、その立て直しのため僧団の特権を剥奪(はくだつ)し、援助も停止したが、やがて豪族間の政争に巻き込まれ、なす術(すべ)もないまま暗殺されたらしい。没年は表記のほか、843年説、846年説などがある。伝承では高僧ラルン・ペルギドルジェによって誅殺(ちゅうさつ)されたとするが、大臣のバ・ゲルトレ一派によって殺害されたらしい。この後、吐蕃王朝は分裂し、破仏状態になった。[沖本克巳]

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