浪費(読み)ロウヒ

デジタル大辞泉 「浪費」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ひ〔ラウ‐〕【浪費】

[名](スル)金銭時間精力などをむだに使うこと。むだづかい。「資源浪費する」「浪費家」
[類語]無駄遣い濫費散財空費徒費冗費使い込む不経済

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浪費」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ひ ラウ‥【浪費】

〘名〙 むだに費やすこと。金銭などをやたらにどんどん使うこと。時間や労力を無益な事に費やすこと。むだづかい。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「浪費乱用(〈注〉ミダリニツカフ)の人は、その身を保つこと能はず」
三四郎(1908)〈夏目漱石〉三「大切な時間を浪費(ラウヒ)させるのは愚かだと云ふのである」 〔楊万里‐寄馬会叔詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「浪費」の読み・字形・画数・意味

【浪費】ろうひ

むだ使い。

字通「浪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android