浪費(読み)ロウヒ

デジタル大辞泉 「浪費」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ひ〔ラウ‐〕【浪費】

[名](スル)金銭時間精力などをむだに使うこと。むだづかい。「資源を浪費する」「浪費家」
[類語]無駄遣い濫費散財空費徒費冗費使い込む不経済勿体もったい無い惜しいあたら残念残り惜しい名残惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜去り難い後ろ髪未練がましい後を引くしつこい執念深いねちっこいねついねちねち悪あがきうじうじうだうだいじいじぐじぐじもじもじ因循断腸の思い負け惜しみこだわる尾を引く執拗恋恋惜しげ思い残すたゆたう思い迷う忍びない死蔵退蔵倹約宝の持ち腐れ無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡捨て金湯水のように使う髀肉ひにくたんリサイクルリユースリメークリバイバルカムバック

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精選版 日本国語大辞典 「浪費」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ひラウ‥【浪費】

  1. 〘 名詞 〙 むだに費やすこと。金銭などをやたらにどんどん使うこと。時間や労力を無益な事に費やすこと。むだづかい。
    1. [初出の実例]「浪費乱用(〈注〉ミダリニツカフ)の人は、その身を保つこと能はず」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. 「大切な時間を浪費(ラウヒ)させるのは愚かだと云ふのである」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉三)
    3. [その他の文献]〔楊万里‐寄馬会叔詩〕

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普及版 字通 「浪費」の読み・字形・画数・意味

【浪費】ろうひ

むだ使い。

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