リスゴー(読み)りすごー(英語表記)Lithgow

デジタル大辞泉 「リスゴー」の意味・読み・例文・類語

リスゴー(Lithgow)

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州東部の都市シドニーの西約140キロメートル、ブルーマウンテンズ西麓に位置する。古くから炭鉱鉄鉱の町として栄えた。近郊に、19世紀後半に敷設されたスイッチバック方式の山越え鉄道路線があり、観光用に復元されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リスゴー」の意味・わかりやすい解説

リスゴー
りすごー
Lithgow

オーストラリア南東部、ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニーの西137キロメートル(道路距離)にある都市。人口1万1441(1996)、リスゴーを含む大リスゴーGreater Lithgow市の人口1万9197(2001)。東部高地の山間部に位置する歴史の古い炭鉱・工業都市で、同国鉄鋼業の先駆的立地(1875~1928)で知られる。1827年入植。

[谷内 達]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リスゴー」の意味・わかりやすい解説

リスゴー
Lithgow

オーストラリア,ニューサウスウェールズ州東部,シドニーの北西 146kmにある炭鉱・工業都市。同国の鉄鋼業の先駆地 (1875~1928) 。 19世紀に石炭輸送のために建設されたジグザグと呼ばれる鉄道が残っている。現在は石炭のほかに繊維関係工業があるが,停滞ぎみ。人口1万 2369 (1986) 。

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