リュウカデンドロン(読み)りゅうかでんどろん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リュウカデンドロン
りゅうかでんどろん
[学]Leucadendron

ヤマモガシ科の常緑観賞木。属名は、代表種アルゲンテウムL. argenteum R. Br.のギリシア語であるleukos(白)とdendron(樹木)により、和名はギンヨウジュ(銀葉樹)。南アフリカ原産で、高さ2メートルの低木種から10メートルの高木種まで約70種ある。雌雄異株で、雄株が優れて美しい。葉は披針(ひしん)形で互生し、長さ5~7センチメートル。花は枝の頂に松かさのようにつき、一見アザミに似る。とくに品種により包葉が美しく、数枚の包葉が黄色および赤色になるものがある。よく知られるものに、ケープ・タウンの名木といわれる高木のアルゲンテウム、高さ約2メートルのディスカラーL. discolor R. Br.などがある。いずれも暖地の庭木または切り花用に利用し、排水のよい深い耕土の所でよく育つ。短時間なら零下1~2℃までは耐えるが、5℃以上に保つのが望ましい。移植は小苗時のみで、繁殖は普通は実生(みしょう)によるが、挿木でできるものもある。[川畑寅三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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