デジタル大辞泉
「レガート」の意味・読み・例文・類語
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レガート
- 〘 名詞 〙 ( [イタリア語] legato ) 演奏用語の一つ。音と音との間を切れ目なくなめらかにつなげて演奏すること。また、その奏法。〔洋楽手引(1910)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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レガート
れがーと
legato イタリア語
西洋音楽で用いる演奏記号の一種。音符と音符の間に切れ目を入れることなく、滑らかに演奏するよう指示する。語源は「結ぶ」を意味するイタリア語レガーレlegareにある。曲の冒頭に提示するほか、滑らかに奏したい一連の音符の上または下に弧線(スラー)をつけて表示する。レガートに対して、音符と音符の間に切れ目を入れて奏するよう指示する演奏記号には、鋭いほうから順にスタッカートstaccato、ポルタートportato、ノン・レガートnon legato(レッジエーロleggieroともいう)などがある。
[黒坂俊昭]
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レガート[legato(伊)]
音と音の間で、切れ目を感じない演奏のこと。楽譜上ではlegatoと記す。またスラーが使われることもある。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のレガートの言及
【バイオリン】より
…弦に適切な振動を与えて美しい音色を得るためには,弓に腕の自然な重みだけをかけ,また弓が常に弦に対して直角に動くことが必要である。弓奏の技術は,弓を弦に常に密着させるレガート奏法から,各音の間で弓を一瞬止めるスタッカート,弓の弾力性を利用して弓を跳躍させるスピッカートやフライイング・スタッカートなどにいたるまで,多様な方法を含んでいる。また,バイオリンは基本的には旋律楽器であるが,2弦から4弦までを同時に奏する(4弦の場合2弦ずつに分ける)重音奏法もしばしば行われる。…
【ボーイング】より
…ボーイングには弓の使用部分と使い方によってさまざまな種類があるが,基本的には弓先から始まる運動である上げ弓up bow(Vの印)と,手元から始まる運動である下げ弓down bow(
の印)とに大別される。レガートは一弓できわめて滑らかに奏し,音と音とを短く切るスタッカート奏法では手首から先を使い各音の間で弓を止める。さらに,弓を大きく使い各音をはっきり分離させるデタッシュ,弓先で固くスタッカートを行うマルトレ,弓の重心点で弾力性を利用して弓を跳躍させるスピッカートなどがある。…
※「レガート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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