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ロックボルト rock bolt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロックボルト
rock bolt

岩盤ボルトともいう。坑道支保材の一種で,岩盤内の削孔に差込んで使用するボルトおよびその付属品。坑道その他の坑内空間の,主として天盤,ときには側壁などの岩石が剥離,脱落しやすいような場合に,それをその点に存在する強固な岩盤に縫付けるようにして脱落を防止するために用いられることが多い。構造はいろいろあるが,最も簡単なものは楔形ボルトで,先端を2つ割りにし,楔をはさんだものはその一例である。これを孔内に打込み楔の作用により先端を拡大して孔壁を固着させ,他端には座金をあてナットを用いて天盤に締めつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロックボルト【rock bolt】

鉱山や炭鉱の坑内の支保の一種。ルーフボルトroof boltともいう。第2次大戦後アメリカから紹介された技術で,坑道の周囲の岩盤に直径36~40mm,深さ2m程度のボアホール(せん孔)をうがち,これにボルトを打ち込んで固定させる。ロックボルトの原理は二つあり,一つは分離しやすい直接天盤の上の岩石がじょうぶな場合,これにボルトで直接天盤をつるすようにする。他の一つは薄くはがれやすい岩層を何層かとじ合わせて一つの梁(はり)または桁(けた)として盤圧を支えようとするものである。

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世界大百科事典内のロックボルトの言及

【支保】より

…トンネルを掘削してから覆工(トンネル内面をコンクリートなどで固めること)するまでの間,掘削した断面を確保し,地山の崩壊や変形を防ぎ,安全に作業ができるように地山を支持する構造物。木製支柱式支保,鋼アーチ支保,ロックボルト,吹付けコンクリートなどがある。木製支柱式支保は1955年ごろまで用いられたが,現在では地質不良個所や崩壊個所の応急処置に使われる程度である。…

※「ロックボルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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