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ワシレフスカヤ

百科事典マイペディアの解説

ワシレフスカヤ

ロシア(ソ連)の女性作家。ポーランド人だがソ連に帰化した。劇作家コルネイチュークの夫人。独ソ戦中の対独抵抗を描いた《虹》(1943年)のほか《ただ愛のみ》,三部作《水の上の歌》などが代表的。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワシレフスカヤ【Vanda L’vovna Vasilevskaya】

1905‐64
ソ連邦の女流作家。ポーランドのクラクフ大学を卒業。ポーランドの革命運動を指導していたが,1939年ドイツ軍がワルシャワに迫ったため,ソ連に帰化し,ポーランド語で作品を書く。すでに《祖国》(1935),《いましめられた大地》(1938)などの作品があったが,ソ連作家としては三部作《水の上の歌》の第1部《沼の炎》(1940)が最初の作品である。この長編は第2部《湖の星》(1945‐46),第3部《河は燃える》(1951)で国家賞を受けた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワシレフスカヤ
わしれふすかや
Ванда Львовна Василевская Vanda L'vovna Vasilevskaya
(1905―1964)

ポーランド生まれの旧ソ連女流作家。劇作家コルネイチュクの夫人。独ソ戦のときソ連に帰化するが、作品はポーランド語で書く。ナチスの残虐ぶりを告発した代表作『虹(にじ)』(1942)のほか、三部作『水の上の歌』(『沼の炎』1940、『湖の星』1946、『川は燃える』1951)は1952年に国家賞。社会主義のモラルを扱った『ただ愛のみ』(1944)、『夜明け』(1946)は論議をよんだ。[原 卓也]
『原卓也訳『虹』(『ロシア文学全集15』所収・1957・修道社) ▽原卓也訳『夜明け』全2巻(1956・講談社)』

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