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ワルナスビ

百科事典マイペディアの解説

ワルナスビ

ナス科の多年草。北米原産で昭和初期ヨーロッパから帰化荒地などにはびこり害草になるのでこの名がついた。茎は高さ30〜100cm,鋭いとげがある。葉は互生し卵形で先はとがり,下面の中央脈上には小さいとげがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワルナスビ
わるなすび / 悪茄子
[学]Solanum carolinense L.

ナス科の多年草。根茎は地中を横にはう。茎は高さ30~70センチメートル、黄褐色の鋭い刺(とげ)と星状毛がある。葉は互生し、羽状に裂ける。6~10月、節間に花序を出し、白色または淡紫色のナスに似た5弁花を下向きに開く。果実は球形で、橙黄(とうこう)色に熟す。ヨーロッパ原産の帰化植物で、耕作地や荒れ地に生える。名は、始末の悪い雑草の意味でつけられた。類似のトゲナスS. echinum L.は南アメリカ原産。茎の刺は著しく、葉は羽状に深く裂け、花は淡紫色、果実は黄赤色に熟す。また、キンギンナスビS. aculeatissimum Jacq.は南アメリカ原産。花は白色、果実は若いときは白色で緑色の筋(すじ)があり、のちに朱赤色に熟す。[高橋秀男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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