最新 世界スポーツ人名事典 「ヴィルジニーデデュー」の解説
ヴィルジニー デデュー
Virginie Dedieu
シンクロナイズドスイミング
生年月日:1979年2月25日
国籍:フランス
出生地:プロバンス
学歴:レコル・ブルー
経歴:6歳からシンクロナイズドスイミングを始め、13歳でフランス・ジュニア代表選手に選ばれる。15歳でジュニア欧州選手権チームで銅メダル、16歳でジュニア世界選手権ソロで銀メダル。1996年17歳の最年少でフランス代表に選ばれ、アトランタ五輪チームで5位に入賞。’98年世界選手権パース大会ソロで銀メダル、’99年W杯ソロ2位。2000年のシドニー五輪ではデュエットで銅メダル。2001年世界選手権福岡大会ソロで銀メダル。2002年W杯ソロ優勝。2003年世界選手権バルセロナ大会ソロでは芸術点オール満点という快挙で金メダルを獲得。2004年アテネ五輪デュエットで5位。2005年世界選手権モントリオール大会ソロで再び芸術点オール満点をマークし史上初の連覇を達成した後、一度は現役を引退するが、新しいアイデアを試す衝動に駆られ、2007年の世界選手権メルボルン大会限りの復活を決める。3月の本戦ではソロのフリールーティンで金メダルを獲得した。パートナーに恵まれず、ソロを実施しない五輪ではついに頂点には届かなかったが、圧倒的な芸術性を裏付ける技術で観客を魅了し、豊かな表情に定評があった。シンクロ選手が必ず使う鼻栓を使わないことでも知られた。競技生活の傍ら、パリのレコル・ブルーで建築学を学ぶ。日本でも人気があり、2003年写真集「Virgin」を発売。2004年日本コカ・コーラのCMに起用された。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報