旺文社世界史事典 三訂版 「ヴェルサイユ宮殿」の解説
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユきゅうでん
Palais de Versailles
ルイ13世時代の小館をもとに,パリを嫌ったルイ14世がマンサール・ルブランらを用いて1661年より着工し,40年後一応完成した。豪華なバロック様式の宮殿,室内装飾と雄大な庭園とは特に壮観で,外国の宮殿の模範となった。三部会(1789),ドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム1世の即位(1871),ヴェルサイユ条約調印(1919)などの歴史的事件の舞台ともなった。
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