一の裏は六(読み)イチノウラハロク

デジタル大辞泉 「一の裏は六」の意味・読み・例文・類語

いちうらろく

さいころの一と六とが裏表であるように、生きていくうちには、よいこともあれば悪いこともあり、それが循環するものだ。
[類語]沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり塞翁さいおうが馬禍福はあざなえる縄の如し楽あれば苦あり苦あれば楽あり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一の裏は六」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 裏(うら)は六(ろく)

  1. ( さいころの目の「一」の裏は「六」であることから出た語 ) 悪いことのあとには良いことがあり、善悪は循環するということ。
    1. [初出の実例]「一のうらは六、悪の裏は善也」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「一の裏は六」の解説

一の裏は六

めぐりあわせの悪いあとにはよいことがある。

[解説] さいころの目の裏表から。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android