一の裏は六(読み)イチノウラハロク

デジタル大辞泉 「一の裏は六」の意味・読み・例文・類語

いちうらろく

さいころの一と六とが裏表であるように、生きていくうちには、よいこともあれば悪いこともあり、それが循環するものだ。
[類語]沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり塞翁さいおうが馬禍福はあざなえる縄の如し楽あれば苦あり苦あれば楽あり

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精選版 日本国語大辞典 「一の裏は六」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 裏(うら)は六(ろく)

  1. ( さいころの目の「一」の裏は「六」であることから出た語 ) 悪いことのあとには良いことがあり、善悪は循環するということ。
    1. [初出の実例]「一のうらは六、悪の裏は善也」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)

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ことわざを知る辞典 「一の裏は六」の解説

一の裏は六

めぐりあわせの悪いあとにはよいことがある。

[解説] さいころの目の裏表から。

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