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塞翁が馬 サイオウガウマ

デジタル大辞泉の解説

塞翁(さいおう)が馬

《「淮南子(えなんじ)人間訓から》人生の禍福転々として予測できないことのたとえ。「人間万事塞翁が馬
[補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が(こ)の地に逃げたが、数か月後、胡の駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきた。その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、おかげで兵役を免れて命が助かったという故事から。

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大辞林 第三版の解説

さいおうがうま【塞翁が馬】

人間の禍福は変転し定まりないものだというたとえ。人間万事塞翁が馬。 〔「淮南子人間訓」から。昔、塞翁の馬が隣国に逃げてしまったが、名馬を連れて帰ってきた。老人の子がその馬に乗っていて落馬し足を折ったが、おかげで隣国との戦乱の際に兵役をまぬがれて無事であったという話から〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

塞翁が馬
さいおうがうま

人生の幸・不幸は予測しがたく、幸運も喜ぶに足らず、不幸もまた悲しむにあたらないとのたとえ。昔、中国の北辺の塞上(国境の砦(とりで))に住む一老翁の飼っていた馬が、ある日のこと胡(こ)の国に逃げたが、数か月後、胡の名馬を連れて帰ってきた。ついで翁の息子がその馬から落ちて足を折ったが、そのために息子は、のちに起こった胡人との戦いにも壮丁としての徴発を免れた、と伝える『淮南子(えなんじ)』「人間(じんかん)訓」の故事による。[田所義行]

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