一味徒党(読み)イチミトトウ

デジタル大辞泉 「一味徒党」の意味・読み・例文・類語

いちみ‐ととう〔‐トタウ〕【一味徒党】

同じ目的をもって結ばれた仲間多く悪事に加わることをいう。

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精選版 日本国語大辞典 「一味徒党」の意味・読み・例文・類語

いちみ‐ととう‥トタウ【一味徒党】

  1. 〘 名詞 〙 同じ目的のために、仲間となること。また、その人々。同志の仲間。徒党
    1. [初出の実例]「高の師直を討取らんと神文を取かはし、一味徒党(イチミトトウ)の連判かくのごとし」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)六)

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四字熟語を知る辞典 「一味徒党」の解説

一味徒党

同じ目的のために、仲間となること。また、その人々。同志の仲間。徒党。

[使用例] そうかそれじゃおれもやろうと、即座に一味徒党に加盟した[夏目漱石坊っちゃん|1906]

[使用例] 信用はあたりまえだ。それじゃ、おれはなこうどで、兼ねて財産横領の一味徒党か[石川淳処女懐胎|1947]

[類語] いちどうしん

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