精選版 日本国語大辞典 「一実」の意味・読み・例文・類語
いち‐じつ【一実】
〘名〙 仏語。
※性霊集‐七(835頃)僧寿勢入先師忌日料物願文「三空蕩二三有之雲一、一実灑二一心之雨一」
※愚禿鈔(1255)上「頓中之頓、真中之真、円中之円、一乗一実、大誓願海」 〔法華経玄義‐七上〕
③ 物が十分あること。また、心が満ち足りていること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報