一昔(読み)ヒトムカシ

精選版 日本国語大辞典 「一昔」の意味・読み・例文・類語

ひと‐むかし【一昔】

  1. 〘 名詞 〙 昔として感じられるほどの過去。ばくぜんと考えられるひと時代前。現在ではふつう一〇年以前をいうが、一七年・二一年・三三年・六六年以前をさしても用いられた。
    1. [初出の実例]「播磨の書写へまゐるとて、野中の清水を見ける事ひとむかしになりにけり」(出典:山家集(12C後)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む