昔年(読み)セキネン

デジタル大辞泉 「昔年」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昔年」の意味・読み・例文・類語

せき‐ねん【昔年】

  1. 〘 名詞 〙 むかし。そのかみ。いにしえ。昔時。
    1. [初出の実例]「薬山両粥懶残芋、昔年祖師修行苦」(出典:狂雲集(15C後))
    2. 「昔年(セキネン)より此処の遊女祭礼をつとむる事、今に絶ざるは」(出典評判記色道大鏡(1678)一三)
    3. [その他の文献]〔許渾‐贈河東虞押衙詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「昔年」の読み・字形・画数・意味

【昔年】せきねん

往年。唐・杜甫〔李十二白に寄す、二十韻〕詩 昔年、狂客り 爾(なんぢ)を(たく)仙人と號す 筆つれば風雨き 詩りて鬼泣く

字通「昔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android