一枚噛む(読み)イチマイカム

デジタル大辞泉 「一枚噛む」の意味・読み・例文・類語

一枚いちまい・む

一つの役をになって、ある事柄に参加する。参画する。一枚加わる。「その計画には当初から―・んでいる」
[類語]一役買う一口乗るお先棒を担ぐ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一枚噛む」の意味・読み・例文・類語

いちまい【一枚】 噛(か)

  1. 一つの役、立場をもってある事柄に加わっている。よいことにもいうが、多くは悪いこと、批判的なことにいう。一枚加わる。
    1. [初出の実例]「イギリスが全部押えていたイランの石油で、イギリス系に残されたのは二社で五四%、〈略〉それにフランスのコンパニー・ド・ペトロウズが六%で一枚かんで」(出典:日本のむこ殿(1955)〈読売新聞社会部〉石油)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android