一網打尽(読み)イチモウダジン

  • いちもうだじん イチマウ‥
  • いちもうだじん〔イチマウ〕

デジタル大辞泉の解説

《「宋史」范純仁伝から》一度打ったでそこにいる魚を全部捕らえること。転じて、一味の者を一度に全部捕らえること。「密輸グループを一網打尽にする」

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大辞林 第三版の解説

宋史范純仁伝より。網を一度打ってそこにいる魚を全部取る意
一味の者を一度で全部つかまえること。 窃盗団を-にする

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 一度網を打ちおろして多くの魚を取り尽くすこと。転じて、一挙に一味の者を残らず捕えること。
※穏健なる自由思想家(1910)〈魚住折蘆〉「今や警視庁は其取締の歩調をロヂカルに進めて来て一網打尽的に自由思想を抑へようとするに至った」 〔宋史‐范純仁伝〕

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四字熟語を知る辞典の解説

一度網を打ちおろして多くの魚を取りくすこと。転じて、一挙に一味の者を残らず捕えること。

[活用] ―に。

[使用例] 同じ魚でも、かしこい鮎は網から抜ける。お前は馬鹿だから、一網打尽にされる。可哀そうに、お前、へたくそな投網から逃げだせなかったのね[井伏鱒二釣宿|1970]

[使用例] 抗戦派の主だったところを一網打尽にテロでやっつけてくれぬものかな[堀田善衛*記念碑|1955]

[解説] 「打尽」は取り尽くすこと。

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