一般物価水準(読み)いっぱんぶっかすいじゅん(その他表記)general price level

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一般物価水準」の意味・わかりやすい解説

一般物価水準
いっぱんぶっかすいじゅん
general price level

経済活動全体を網羅する包括的な物価の水準。消費者物価,卸売物価は,それぞれ家計で最終消費される物価,卸売や貿易で取引される物価を示しており,特定範囲に限定された物価水準となる。一般物価水準であるためには,政府,企業,家計といった経済主体や利子,賃金,地代の要素価格,そして消費,投資の支出などそれぞれの側面をすべて網羅する必要がある。現在の統計では GNPデフレーターが経済活動全体の物価水準を表すものとして利用される。

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世界大百科事典(旧版)内の一般物価水準の言及

【物価】より

…たとえばどのような財の価格を指数に取り入れるかによって,消費者物価指数,卸売物価指数,GNPデフレーター等があり,これらはそれぞれ目的に応じて使い分けられている。 さて一般物価水準の変動(その上昇がインフレーションにほかならない)にわれわれが関心をもつのはどのような理由によってであろうか。もしすべての財の価格(労働サービスの価格である賃金等も当然含む)が比例的に上昇し,しかもそれが人々によって完全に予見されていたとしたら,一般物価水準の変動は経済活動の実質面にあまり大きな影響を与えないであろう。…

※「一般物価水準」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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