デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一色満範」の解説 一色満範 いっしき-みつのり 1368-1409 南北朝-室町時代の武将。応安元=正平(しょうへい)23年生まれ。一色詮範(あきのり)の子。明徳2=元中8年父とともに山名氏清らの乱(明徳の乱)を鎮圧した功により,翌年丹後(京都府)守護となる。応永(おうえい)8年剃髪,13年父の跡をつぎ若狭(わかさ)(福井県),三河(愛知県)の守護も兼任。15年若狭小浜(おばま)に漂着した南蛮船から黒象などをおくられ,船を新造し翌年帰還させた。応永16年1月6日死去。42歳。法名は道範(どうはん)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例