一色義春(読み)いっしき よしはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一色義春」の解説

一色義春 いっしき-よしはる

1466-1484 室町時代武将
文正(ぶんしょう)元年生まれ。一色義直の子。将軍足利義尚(よしひさ)につかえる。文明6年応仁(おうにん)の乱の際に父が武田信賢(のぶかた)にうばわれた丹後(京都府)の守護となる。9年父の旧領伊勢(いせ)(三重県)半国をめぐる北畠政郷(まささと)との争いに敗れるが,11年幕府裁定によって守護に任じられた。文明16年9月4日死去。19歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android