精選版 日本国語大辞典 「一銭剃」の意味・読み・例文・類語
いっせん‐ぞり【一銭剃】
〘名〙 (その料金が一人につき一銭(一文)であったところから) 近世の初め、道端に仮屋を構えて男の月代(さかやき)やひげを剃り、髪を結うことを職とした者。髪結床の前身。一文剃り。一銭ずり。一銭職。一銭。
※言経卿記‐天正一七年(1589)八月二二日「一銭そりの僧、入レ夜小児つれて来」
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