七仏薬師の法(読み)しちぶつやくしのほう

精選版 日本国語大辞典 「七仏薬師の法」の意味・読み・例文・類語

しちぶつやくし【七仏薬師】 の 法(ほう)

  1. 仏語密教修法一つで、台密では四箇秘法の一つとして重んずる。七仏薬師本尊として修する、息災または増益のための修法。七仏薬師。七仏の法。七壇の御修法。
    1. [初出の実例]「於清涼殿、修七仏薬師法、画七仏像、懸御簾前」(出典続日本後紀‐嘉祥三年(850)三月丁酉)
    2. 「天台座主覚快法親王は七仏薬師の法」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む