七党(読み)しちとう

精選版 日本国語大辞典 「七党」の意味・読み・例文・類語

しち‐とう ‥タウ【七党】

平安末期から鎌倉時代にかけて、武蔵国(東京都・埼玉県)に勢力のあった武士団うち、おもな七つ。横山猪俣・野与・村上・西・児玉・丹の七つの党。一説に、横山・猪俣・村山・児玉・私市(きさい)・西野・丹治(たじみ)の七つの党。武蔵七党(むさししちとう)
平家(13C前)五「畠山一族、河越・稲毛・小山田江戸・葛西其外七党の兵ども三千余騎をあひぐして、三浦衣笠の城にをしよせてせめたたかふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android