しち‐とう‥タウ【七党】
- 平安末期から鎌倉時代にかけて、武蔵国(東京都・埼玉県)に勢力のあった武士団のうち、おもな七つ。横山・猪俣・野与・村上・西・児玉・丹の七つの党。一説に、横山・猪俣・村山・児玉・私市(きさい)・西野・丹治(たじみ)の七つの党。武蔵七党(むさししちとう)。
- [初出の実例]「畠山が一族、河越・稲毛・小山田・江戸・葛西其外七党の兵ども三千余騎をあひぐして、三浦衣笠の城にをしよせてせめたたかふ」(出典:平家物語(13C前)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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