七草を囃す(読み)ななくさをはやす

精選版 日本国語大辞典 「七草を囃す」の意味・読み・例文・類語

ななくさ【七種】 を=囃(はや)す[=打(う)つ・=叩(たた)く]

  1. 七種節供に、前日の夜か当日の朝に、七種の菜を俎(まないた)にのせ、吉方(えほう)に向かい「ななくさなずな、唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬさきに云々」などと唱えながら、これを打ちたたくのをいう。当日の朝、この菜を七種の粥にして食べる。後世関東では、青菜と薺(なずな)とに、火箸・すりこぎ・包丁・杓子・わり薪を合わせ七種とし、俎上などで打ち囃す。若菜囃す。〔古今要覧稿(1821‐42)〕 《 季語新年
    1. 七種を囃す〈絵本風俗往来〉
      七種を囃す〈絵本風俗往来〉
    2. [初出の実例]「正月七日、七草を叩くに、七つづつ七度通ふなれば、四十九叩くなりと有職の人申しけるとばかりなり」(出典:桐火桶(1363頃))

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