コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

火箸/火筋/火匙 コジ

デジタル大辞泉の解説

こ‐じ【箸/筋/×匙】

《「こ(火)」は唐音香道具で、柄が象牙や桑の火ばし。また、禅家で単に火ばしをいう。

ひ‐ばし【火箸】

炭火などを挟むための金属製の

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ひばし【火箸】

炭火を挟むのに用いる金属製の箸。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

火箸
ひばし

炭火(すみび)、焚火(たきび)などを挟むのに用いる箸。「火筋」「火挟」「撥火杖」などとも書き、いずれもヒバシとよんでいた。古くは枝木などでつくったが、のちには鉄、銅、真鍮(しんちゅう)などの金属にかわった。細長い一対の棒で、直径は0.5~1センチメートル、長さは20~60センチメートルに及ぶ各種があるが、普通、炉、かまど用には直径0.6センチメートル、長さ50センチメートル前後、火鉢用には直径0.5センチメートル、長さ25センチメートル前後のものが多く用いられた。その形状には丸形、角形、橈(かい)形などがあり、また頭部に装飾のための彫刻・象眼(ぞうがん)を施したもの、散失を防ぐために輪・鎖でつないだもの、熱の伝導を防ぐために竹・木の柄(え)をはめたものなどがある。火箸の習俗としては、厄年(やくどし)や不運な家にこれを贈ることがある。[宮本瑞夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

火箸/火筋/火匙の関連キーワード名数/ものの数え方の例(助数詞)火箸・火匙・火筯・火筋掻き遊む・搔き遊む茶道/茶事用語焼ける・妬ける挟み入れる姫路(市)ドクササコヤケドタケ突い立つ打散らす焼け火箸つい立つ間に合い掻き遊む飾り火箸明珍火箸金火箸灰挵り兵庫県

今日のキーワード

明鏡止水

《「荘子」徳充符から》曇りのない鏡と静かな水。なんのわだかまりもなく、澄みきって静かな心の状態をいう。「明鏡止水の心境」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android