デジタル大辞泉 「万屋錦之介」の意味・読み・例文・類語 よろずや‐きんのすけ〔よろづや‐〕【万屋錦之介】 [1932~1997]俳優。本名、小川錦一きんいち。旧芸名、中村錦之助。父は歌舞伎俳優の3世中村時蔵ときぞう。歌舞伎界から映画界に転身。主演した「笛吹童子ふえふきどうじ」がヒットしてスターとなり、その後も時代劇を中心に活躍した。後年はテレビドラマにも進出。主な出演作に「宮本武蔵」シリーズ、「柳生一族の陰謀」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「万屋錦之介」の解説 万屋錦之介 よろずや-きんのすけ 1932-1997 昭和後期-平成時代の俳優。昭和7年11月20日生まれ。3代中村時蔵の4男。昭和29年中村錦之助を名のって「ひよどり草紙」で映画デビュー,同年東映の「笛吹童子」「紅孔雀」などで一躍スターとなる。その後「織田信長」「宮本武蔵」などに主演,東映時代劇の黄金時代をささえた。47年万屋錦之介と改名。テレビでは「子連れ狼」が評判となった。平成9年3月10日死去。64歳。東京出身。本名は小川錦一。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例