精選版 日本国語大辞典 「万慮」の意味・読み・例文・類語 ばん‐りょ【万慮】 〘 名詞 〙 多くの考え。いろいろな思い。[初出の実例]「万慮皆空観レ月坐、百憂暫断与レ雲来」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)八・冬日遊長楽寺〈藤原敦光〉)「賢人も万慮に一失あり。愚なるものも千慮に一徳あり」(出典:十訓抄(1252)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「万慮」の読み・字形・画数・意味 【万慮】ばんりよ さまざまの思い。唐・権徳輿〔沈十九(既済)拾遺と同(とも)に、棲霞寺に遊ぶ~〕詩 一生、土梗(どかう)(土人形)の如く 慮、相ひ桎梏(しつこく)す字通「万」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報