コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三上千那 みかみ せんな

2件 の用語解説(三上千那の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三上千那 みかみ-せんな

1651-1723 江戸時代前期-中期の僧,俳人。
慶安4年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)堅田(かただ)本福寺の住職。江左尚白(こうさ-しょうはく)とともに近江蕉門(しょうもん)の古参だった。田中千梅編の追善集「鎌倉海道」がある。享保(きょうほう)8年4月17日死去。73歳。法名は明式。別号に葡萄坊。著作に「白馬紀行」。
【格言など】時雨(しぐれ)きや並びかねたる魦(いさざ)ぶね(「猿蓑」)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

三上千那

没年:享保8.4.27(1723.5.31)
生年:慶安4.4.17(1651.6.5)
江戸前・中期の俳人。名は明式。別号,官山子,千那堂官江,蒲萄坊。近江堅田(滋賀県大津市)の人で,真京本福寺11世住職。俳諧は大津の江左尚白に学び,貞享2(1685)年は『野ざらし紀行』旅中の松尾芭蕉に入門。以後,近江蕉門の中心人物として,『猿蓑』などで活躍。しかし芭蕉晩年の風調「かるみ」を理解できず,芭蕉との間に感情的齟齬が生じ,作品の質も落ちていく。宝永,正徳(1704~16)のころには,親鸞の遺跡巡拝の旅へ赴き,『白馬蹄』『白馬紀行』を著した。<参考文献>尾形仂「三上千那,水田正秀」(明治書院『俳句講座』3巻)

(楠元六男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

三上千那の関連キーワード浅見左逸岩田凉菟阿形但秀半井和年太祇立圃岩本乾什(2代)角々笠井魚路傘車

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone