三世因果(読み)サンゼインガ

デジタル大辞泉 「三世因果」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐いんが〔‐イングワ〕【三世因果】

仏語過去・現在・未来の3世にわたって因果法則が支配すること。

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精選版 日本国語大辞典 「三世因果」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐いんが‥イングヮ【三世因果】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。過去・現在・未来の三世を通じて因果応報関係があること。過去の因により現在の果を生じ、現在の因によって未来の果が生ずることを説いたもの。
    1. [初出の実例]「有もせぬ三世ゐんぐを立て、地獄極楽なんどとて人民をたぶらかす」(出典浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)四)
    2. [その他の文献]〔大乗瑜伽金剛性海曼殊室利千臂千鉢大教王経‐八〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三世因果」の意味・わかりやすい解説

三世因果
さんぜいんが

仏教用語。過去,現在,未来の三世にわたって,原因があって結果が生じるという法則 (→因果律 ) が支配すること。

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