デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三保木儀左衛門」の解説 三保木儀左衛門(2代) みほき-ぎざえもん 1731-1789 江戸時代中期の歌舞伎役者。享保(きょうほう)16年生まれ。三保木七太郎の門弟。安永5年(1776)2代儀左衛門を襲名。京坂で活躍,武道・実事を得意とした。一時片岡仁左衛門(6代)の名義をあずかる。寛政元年9月15日死去。59歳。初名は三保木富士松。前名は藤松三十郎。俳名は素桐。屋号は富枡屋。 三保木儀左衛門(初代) みほき-ぎざえもん ?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。玉川千之丞の門で若女方をつとめ,立役(たちやく)に転じて初代片岡仁左衛門の門人となる。京坂で活躍。実悪(じつあく)を本領とした。延享2年(1745)以後の活動は不明。初名は玉川藤之助。前名は三尾木儀左衛門。俳名は風光。屋号は高砂屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by