大森痴雪(読み)おおもりちせつ

精選版 日本国語大辞典 「大森痴雪」の意味・読み・例文・類語

おおもり‐ちせつ【大森痴雪】

  1. 劇作家本名鶴雄。東京出身。記者生活ののち松竹入社。関西歌舞伎のため多く脚本執筆代表作松平長七郎」「樽屋おせん」。明治一〇~昭和一一年(一八七七‐一九三六

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20世紀日本人名事典 「大森痴雪」の解説

大森 痴雪
オオモリ チセツ

明治〜昭和期の劇作家,劇評家



生年
明治10(1877)年12月13日

没年
昭和11(1936)年5月26日

出生地
東京・日本橋浜町

本名
大森 鶴雄

学歴〔年〕
慶応義塾卒

経歴
大阪朝日新聞、大阪毎日新聞の記者を経て、大正6年松竹文芸部に入社。「藤十郎の恋」「秋成の家」など多くの脚本を発表し、関西劇団の座付作者大御所となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森痴雪」の解説

大森痴雪 おおもり-ちせつ

1877-1936 大正-昭和時代前期の劇作家。
明治10年12月13日生まれ。「大阪毎日新聞」などの記者をへて,大正6年松竹入社。座付き作者として初代中村鴈治郎(がんじろう),2代実川延若(えんじゃく)ら関西歌舞伎のために脚本を手がけた。代表作に「恋の湖」「あかね染」「お夏清十郎」。昭和11年5月26日死去。60歳。東京出身。慶応義塾卒。本名は鶴雄。

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