精選版 日本国語大辞典 「三十四身」の意味・読み・例文・類語 さんじゅうし‐しんサンジフ‥【三十四身】 〘 名詞 〙 ( 「法華経‐妙音品」による語 ) 仏語。妙音菩薩が衆生(しゅじょう)に経典を説き示すために化身したという三四種の異形(いぎょう)。梵王・帝釈・自在天・大自在天・天大将軍・毘沙門天王・転輪聖王・小王・長者・居士(こじ)・宰官(さいかん)・婆羅門(ばらもん)・比丘・比丘尼・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)・長者婦女・居士婦女・宰官婦女・婆羅門婦女・童男・童女・天・龍・夜叉・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅・迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・摩睺羅伽(まごらか)・地獄・餓鬼・畜生・女身をいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例