三宅瓶斎(読み)みやけ へいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅瓶斎」の解説

三宅瓶斎 みやけ-へいさい

1801-1860 江戸時代後期の武士
享和元年生まれ。越後(えちご)(新潟県)村上藩士。郡奉行,砲術師範をつとめ,詩文もよくした。嘉永(かえい)4年(1851)藩債をつのる任務についたが,藩内の中傷により辞職。のち再起用され,大坂資金調達をした帰途発病。安政7年2月16日死去。60歳。名は安懿。字(あざな)は徳卿。通称相馬。著作に「北越七奇考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android