三寸縄(読み)サンズンナワ

デジタル大辞泉 「三寸縄」の意味・読み・例文・類語

さんずん‐なわ〔‐なは〕【三寸縄】

罪人を縛るときの縄のかけ方の一。後ろ手に縛り、上方に上げてその縄を首縄にかけ、首と手首の間を3寸ほどにして縛る方法。また、それに用いる縄。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三寸縄」の意味・読み・例文・類語

さんずん‐なわ ‥なは【三寸縄】

〘名〙 罪人をしばりあげるときの縄のかけ方の一つ背後にまわした手首をしばり、その縄を首綱にかけ、首綱と手首との間隔三寸(約九センチメートル)ほどにしてしばること。また、その縄。縄三寸
浮世草子傾城請状(1701)江戸「れんぼのきづなの三寸縄(ナワ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android