三朝郷(読み)みささごう

日本歴史地名大系 「三朝郷」の解説

三朝郷
みささごう

古代の河村かわむら郡三朝郷(和名抄)の郷名を継ぐ中世の郷で、三徳みとく(三朝川)とその支流小鹿おしか川の流域一帯に比定される。江戸時代には一帯は三朝谷とよばれた。正嘉二年(一二五八)一一月の東郷庄下地中分絵図には東郷庄の南に「三朝」とみえ、同絵図の裏書にも「三朝郷」とある。


三朝郷
みささごう

和名抄」諸本とも訓を欠く。現三朝町内の三朝川とその支流の三徳みとく川・小鹿おしか川流域一帯に比定され、同町北東半の旧三朝村・三徳村・かなえ村・神中かんなか村・小鹿村地区にあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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