三条公冬(読み)さんじょう きんふゆ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三条公冬」の解説

三条公冬 さんじょう-きんふゆ

1391-1459 室町時代公卿(くぎょう),歌人
明徳2=元中8年生まれ。三条実冬の次男。応永19年従三位にのぼり,権(ごんの)大納言などをへて27年右大臣。従一位。30年辞職し,康正(こうしょう)元年出家して後白川入道前右府とよばれた。「永享百首」の作者のひとり。長禄(ちょうろく)3年5月17日死去。69歳。初名は公量,のち公光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android