三池村(読み)みいけむら

日本歴史地名大系 「三池村」の解説

三池村
みいけむら

[現在地名]広神村並柳なみやなぎ 三池

北は並柳新田小田おだ村、南は黒鳥くろとり新田、西は山口やまぐち村。正保国絵図に村名がみえる。天和元年(一六八一)の郷帳下書(仲丸信一氏蔵)では高五二石九斗余で、うち白布高一石九斗余・青苧高一斗余、ほかに高二五石の小黒新田がある。戸口は庄屋一・本百姓六・名子二、男三九・女三二。里漆役・鱒役・縮白布役などを納める。同三年の検地帳写(関矢道太郎氏蔵)によると小黒新田分と合せて田二町三反余・畑一町余。


三池村
みいけむら

[現在地名]金沢市三池町

小坂こさか村の北西に位置。金腐かなくさり川を挟んで小坂村と対する。古代加賀郡の郡家(みいけ)があった所と推定する説がある(亀の尾の記)正保郷帳によれば高三六五石余、田方二二町八反余・畑方一町五反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高三七六石、免六ツ四歩、小物成は山役一四七匁・蝋役一匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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