デジタル大辞泉
「黒鳥」の意味・読み・例文・類語
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くろ‐とり【黒鳥】
〘名〙
※
書紀(720)仲哀元年閏一一月(北野本南北朝期訓)「
白鳥(しらとり)と雖も焼
(やかは)へて則ち黒鳥
(クロトリ)と為
(な)らむ」
② 黒い水鳥の名。今の、クロガモの
異名という。〔十巻本和名抄(934頃)〕
③ 羽色の黒い鶏。
※俳諧・雑談集(1692)下「此宿の
脇本陣の花ざかり〈
遠水〉
蹴合に強き黒鶏
(トリ)の声〈横几〉」
こく‐ちょう ‥テウ【黒鳥】
〘名〙
※康頼宝物集(1179頃)中「一条の人黒鳥と成り侍りき」 〔
大戴礼‐夏小正〕
② カモ科の水鳥。ハクチョウよりやや小さく、全長一一五~一四〇センチメートル。頸が長く足には
水掻きがある。全身黒色で風切羽が白く、嘴は赤い。オーストラリアと
タスマニアの
湖沼や
河川にすむが、日本でも
各地の公園などで飼育されている。
水草や水生動物を食べる。
ブラックスワン。《季・冬》
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
黒鳥 (コクチョウ)
学名:Cygnus atratus
動物。カモ科の鳥
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報