デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三浦常山」の解説 三浦常山 みうら-じょうざん 1836-1903 明治時代の陶業家。天保(てんぽう)7年生まれ。家は佐渡(新潟県)相川町の名主。維新後,洋式化にともなう佐渡金山離職者の救済のため製陶業をおこす。無名異(むみょうい)焼を改良し,明治9年朱泥(しゅでい)の堅牢な陶器の焼成に成功。常山焼と称し,4代までつづいた。明治36年10月死去。68歳。本名は小平治。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例