三潴謙三(読み)みずま けんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三潴謙三」の解説

三潴謙三 みずま-けんぞう

1852-1894 明治時代医師
嘉永(かえい)5年1月19日生まれ。出羽(でわ)米沢藩(山形県)の藩医三潴白圭の子。東京医学校卒業。東京病院でシュルツェ助手となり,明治8年ジフテリアの治験報告で世界に先がけて細菌(ピルツ)原因説を主張した。10年警視第一病院副長,12年避病院長,のち芝警視病院長。明治27年12月29日死去。43歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android