三稜(読み)サンリョウ

デジタル大辞泉 「三稜」の意味・読み・例文・類語

さん‐りょう【三×稜】

かど三つあること。また、そのもの。三角。
ウキヤガラ塊茎表皮をはいで乾燥させたもの。漢方通経・催乳薬などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「三稜」の意味・読み・例文・類語

さん‐りょう【三稜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かどが三つあること。三つの角があること。また、その形のもの。三角。
  3. ウキヤガラの塊根の表皮をはいで乾燥したもの。漢方で、通経、催乳に用いる。
    1. [初出の実例]「家伝方之人参湯に加三陵、千葛」(出典:言継卿記‐弘治二年(1556)九月一六日)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「三稜」の解説

三稜 (ミクリ・サンリョウ)

学名Sparganium erectum subsp.stoloniferum
植物ミクリ科の抽水性多年草,薬用植物

三稜 (ミクリ)

植物。カヤツリグサ科の抽水性多年草,薬用植物。ウキヤガラの別称

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普及版 字通 「三稜」の読み・字形・画数・意味

【三稜】さんりよう

三くり。

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