三葉草(読み)みつばぐさ

精選版 日本国語大辞典 「三葉草」の意味・読み・例文・類語

みつば‐ぐさ【三葉草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. セリ科多年草。本州中部以西・四国九州山地に生える。高さ〇・六~一メートルになる。根葉は広心臓形、上葉は三つに全裂してミツバの葉に似ている。夏から秋にかけ、花柄からさらに小柄を分け、ごく小さな白い五弁花を傘状につける。〔羅葡日辞書(1595)〕
  3. 植物のだけ(野竹)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  4. 植物「ひのき(檜)」の異名。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「三葉草」の解説

三葉草 (ミツバグサ)

学名Pimpinella diversifolia
植物。セリ科の多年草

三葉草 (ミツバグサ)

植物。ヒノキ科の常緑針葉高木,園芸植物ヒノキ別称

三葉草 (ミツバグサ)

植物。セリ科の多年草,薬用植物。ノダケの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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