三蔵教(読み)サンゾウキョウ

デジタル大辞泉 「三蔵教」の意味・読み・例文・類語

さんぞう‐きょう〔サンザウケウ〕【三蔵教】

経・律・論の三蔵に説かれた釈尊1代の教法
天台宗で、小乗異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三蔵教」の意味・読み・例文・類語

さんぞう‐きょう サンザウケウ【三蔵教】

〘名〙 仏語
経蔵律蔵論蔵の三蔵に説かれた釈尊一代の教法。
② 天台宗で、小乗教の別称。小乗を旨とする仏教
八宗綱要(1268)下「問、且化法四教者何。答一、三蔵教、一切小乗、此教中摂」 〔天台四教儀

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android