精選版 日本国語大辞典 「三途八難」の意味・読み・例文・類語 さんず‐はちなんサンヅ‥【三途八難】 〘 名詞 〙 仏語。地獄・餓鬼・畜生の三悪道と、これに長寿天・(色界、無色界などの)辺地・盲聾瘖瘂(もうろういんあ)・世智弁聰・仏前仏後を加えた八難。仏法を聞くことができない仏道修行の障碍となる八種の境界をいう語。[初出の実例]「欲レ識搥レ鐘報二五更一、三塗八難一時驚」(出典:菅家後集(903頃)聴寺鐘) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例