色界(読み)シキカイ

大辞林 第三版の解説

しきかい【色界】

〘仏〙 三界の一。欲界の上に位置し、無色界の下にある。四禅を修めたものが死後に生まれる世界で、初禅天から四禅天の四つに分かれる。淫欲・貪欲とんよくなどの欲を脱しているが、まだ物質の制約を逃れていない世界。色天。色界天。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の色界の言及

【宇宙】より

…これら〈空居(くうご)天〉は仏教の修行者が修行に応じて登る,いわば階段である。これまで説明した世界のうち他化自在天より下のほうは欲界で,そこに住むものは欲望にとらわれているが,それから上は色界で,そこに住むものは欲望は克服したものの,物質的条件はまだ克服していない。欲界,色界は大きさをもつが,それは贍部洲だけでも図6のような規模である。…

【三界】より

…サンスクリットでトリ・ダートゥtri‐dhātu。三界とは欲界kāma‐dhātu,色界rūpa‐dhātu,無色界ārūpa‐dhātuの三つの界をいう。色とは物質のことである。…

※「色界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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