上勝村(読み)かみすぐれむら

日本歴史地名大系 「上勝村」の解説

上勝村
かみすぐれむら

[現在地名]喜多方市関柴町三津井(せきしばまちみつい)

東中明(ひがしなかみよう)村の西に位置し、南は西中明村・下勝村。熊倉組に属し、本村の西に松島(まつしま)新田がある。古くは原(はら)村と称していたという。しかしいつの頃か勝前という都の女性が松島を訪ねる旅の途中当地で没し、のち当地に来た勝前の父と思われる中将なる者がその死を聞いて悲しみ、多くの堂舎を建立したので勝村と改めたと伝える。またその後下勝村に対する意味で上勝とよぶようになったという(新編会津風土記)。「塔寺長帳」享禄二年(一五二九)条裏書には「同六月すくれの観音堂やけ申候」とみえ、当地の観音堂が火災に遭っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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