上小名田遺跡(読み)かみおなだいせき

日本歴史地名大系 「上小名田遺跡」の解説

上小名田遺跡
かみおなだいせき

[現在地名]北区八多町上小名田

八多はた川西岸の標高一九〇メートル前後の沖積地に立地。平安時代から中世にかけての集落遺跡で、昭和六一年(一九八六)から平成元年(一九八九)にかけて、約一・二ヘクタールが発掘調査されている。遺構は掘立柱建物三四棟・溝・土壙などで、建物群は方位や配置に規則性がうかがえる。掘立柱建物のうち四棟は平安時代中期、その他は平安時代末期

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む