上小名田遺跡(読み)かみおなだいせき

日本歴史地名大系 「上小名田遺跡」の解説

上小名田遺跡
かみおなだいせき

[現在地名]北区八多町上小名田

八多はた川西岸の標高一九〇メートル前後の沖積地に立地。平安時代から中世にかけての集落遺跡で、昭和六一年(一九八六)から平成元年(一九八九)にかけて、約一・二ヘクタールが発掘調査されている。遺構は掘立柱建物三四棟・溝・土壙などで、建物群は方位や配置に規則性がうかがえる。掘立柱建物のうち四棟は平安時代中期、その他は平安時代末期

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む