上月晃(読み)コウヅキ ノボル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「上月晃」の解説

上月 晃
コウヅキ ノボル


職業
女優

本名
原口 貴美子

生年月日
昭和15年 4月6日

出生地
熊本県 山鹿市

学歴
山鹿高中退,宝塚音楽学校〔昭和35年〕卒

経歴
昭和35年宝塚歌劇団に入団、同年「春の踊り」で初舞台。以来11年間にわたって男装の麗人として活躍。40年声楽専科へ。大胆な演技力で星組男役のトップスターとして人気を博す。45年「ザ・ビッグ・ワン」で退団。46年に芸能界を引退したが翌47年カムバック、以来舞台やテレビで活躍。52年にはパリのミュージックホール「フォーリー・ベルジェール」に東洋人として初めてスカウトされ、2ヶ月間主役をつとめ話題となった。59年からシャンソン女王エディットピアフ芝居をライフワークとし「ピアフ―生命、燃えつきて」の公演を続けた。他の代表作にミュージカル「マイ・フェア・レディ」「屋根の上のバイオリン弾き」「ラ・マンチャの男」「アニー」「その男ゾルバ」など。

受賞
芸術祭賞〔昭和39年〕「日本の旋律」,芸術祭賞優秀賞〔昭和54年〕「ラ・マンチャの男」,菊田一夫演劇賞〔昭和59年〕「ラ・マンチャの男」

没年月日
平成11年 3月25日 (1999年)

伝記
宝塚 ベルばらの時代想い出玉手箱40年あなたの想い出―Memories of You 下瀬 直子 著高平 哲郎 著(発行元 彩流社晶文社 ’05’00発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「上月晃」の解説

上月 晃
コウヅキ ノボル

昭和・平成期の女優



生年
昭和15(1940)年4月6日

没年
平成11(1999)年3月25日

出生地
熊本県山鹿市

本名
原口 貴美子

学歴〔年〕
山鹿高中退,宝塚音楽学校〔昭和35年〕卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞〔昭和39年〕「日本の旋律」,芸術祭賞優秀賞〔昭和54年〕「ラ・マンチャの男」,菊田一夫演劇賞〔昭和59年〕「ラ・マンチャの男」

経歴
昭和35年宝塚歌劇団に入団、同年「春の踊り」で初舞台。以来11年間にわたって男装の麗人として活躍。40年声楽専科へ。大胆な演技力で星組男役のトップスターとして人気を博す。45年「ザ・ビッグ・ワン」で退団。46年に芸能界を引退したが翌47年カムバック、以来舞台やテレビで活躍。52年にはパリのミュージックホール「フォーリー・ベルジェール」に東洋人として初めてスカウトされ、2ケ月間主役をつとめ話題となった。59年からシャンソンの女王・エディット・ピアフの芝居をライフワークとし「ピアフ―生命、燃えつきて」の公演を続けた。他の代表作にミュージカル「マイ・フェア・レディ」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「ラ・マンチャの男」「アニー」「その男ゾルバ」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上月晃」の解説

上月晃 こうづき-のぼる

1940-1999 昭和後期-平成時代の舞台女優。
昭和15年4月6日生まれ。35年宝塚歌劇団にはいり,「春の踊り」で初舞台。37年「明日に鐘は鳴る」の主役となる。男役のトップスターとして「オクラホマ」などに出演し,45年退団。52年パリのフォリー-ベルジェール劇場で主役を演じ,帰国後「ラ・マンチャの男」などミュージカルで活躍。平成11年3月25日死去。58歳。熊本県出身。宝塚音楽学校卒。本名は原口貴美子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「上月晃」の解説

上月 晃 (こうづき のぼる)

生年月日:1942年4月6日
昭和時代;平成時代の舞台女優
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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