上游(読み)ジョウユウ

精選版 日本国語大辞典 「上游」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ゆうジャウイウ【上游】

  1. 〘 名詞 〙 上流。川上。また、その付近の土地。
    1. [初出の実例]「澎湃拠上游、滄浪逐佳賞」(出典:岷峨集(1313‐28頃)上・七月下旬嘉陽観水漲三十韻)
    2. 「『パッセーチ』河により、『ニュアルク』湾海の上游に控ふ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「上游」の読み・字形・画数・意味

【上游】じようゆう(じやういう)

上流。高いところ。〔史記、項羽紀〕曰く、古のは、地方千里、必ず上游に居ると。乃ちをして義長沙(ちん)縣に徙(うつ)さしむ。

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